Company企業情報
Messageメッセージ
信頼を築き、想いを重ね、共にゴールを目指す、
中分子医薬品開発製造のベストパートナーへ。
従来の低分子医薬と高分子医薬の優位性を併せ持つ新たな創薬モダリティとして、医薬品業界から広く注目を集める中分子医薬。これまで治療が不可能とされてきた疾患をターゲットにし、化学合成による製造が可能であることから、そのニーズは近年、急速な高まりを見せています。こうした創薬研究の高度化を背景に、2023年、大塚化学株式会社と横河電機株式会社の合弁会社として、シンクレスト株式会社を設立いたしました。
当社の強みは、大塚化学が有する低分子医薬品製造によって培われたハロゲン化技術や触媒技術をベースとしたフロー合成法と、横河電機がもつ世界トップレベルの計測技術であるインラインセンシング技術を融合した「インライン計測統合型フロー連続合成法」にあります。世界でも類を見ない独自のノウハウを活用し、創薬研究における課題に対応しながら、医薬品業界に革新的なソリューションと価値を提供することが、当社の使命です。
現在、研究開発部門の拠点を神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークに置き、製造・品質管理部門のある徳島県鳴門市のマルチパーパスプラントと連携し、研究開発支援から中分子原材料、中間体、原薬の製造までを一貫して行う体制を構築しております。「中分子原薬および関連化合物の供給・開発支援を通じ、医薬品の発展と人々の健康に貢献する」をミッションに掲げ、お客様が求める高品質、短納期、低コストな中分子医薬品向け受託研究開発型製造サービス（CRDMO事業）を、これからさらに加速させていきたいと考えております。また、単なるサービスやソリューションの提供にとどまらず、共に人々の健康に貢献するという「共創の精神」をモットーに、お客様との信頼を育みながらイノベーションを生み出し、日々進歩する創薬業界において、持続的な成長を遂げることこそが、私達の目指すところです。
今後、中分子創薬の応用範囲は一層拡大し、その先には限りない可能性が広がっていくと予測されます。コア技術である「インライン計測統合型フロー連続合成法」の多角的活用を視野に、創薬に限らずサプリメントや美容・化粧品分野など多岐に渡る分野での開発にも着手し、当社が誇るメイドインジャパンの品質と技術を、世界各地へとお届けするため、さらなる研究開発を進めてまいります。
代表取締役社長徐 鵬宇XU PENGYU