Serviceサービス
フロー合成/ハロゲン化検討受託研究開発


最先端のフロー合成/モニタリング技術により、
反応のフロー化、プロセス開発など、幅広くサポート。
サービス内容
フロー合成受託研究サービス
リアルタイムモニタリング技術を基盤とする徹底した反応制御。品質管理により、合成上の課題を解決します。
ハロゲン化検討受託サービス
Cl2ガス、液体Br2、HClガス、HBr溶液、フッ素ガス含む危険物の取り扱い実績をもとに、ハロゲン化における課題を解決します。




化合物合成における多様なニーズに
シンクレストの技術でお応えします。
フロー合成受託研究
諦めていたその反応、
シンクレストの最先端のフロー合成で
実現しませんか。
フロー合成法とは?
フロー合成法は、細い管を反応の場とし、原料である化学試薬を管中に流しながら、連続的に混合・反応させて目的物を得る新しい化学合成手法です。
これまでの工業製造において多用されているバッチ合成法(反応釜内で化学試薬を混合・反応させる手法)と比べて、生産量の柔軟な調整が可能であり、反応釜では実施が難しい高リスクな反応も可能となるため、化学反応の適用範囲とスケール柔軟性が大幅に拡大します。
また、細い管中で反応を実施することから、温度や圧力の調整、および攪拌に必要なエネルギーを抑制できるため、省エネルギーかつサステナブルな合成法として注目を集めています。
シンクレストのフロー合成法の特徴
シンクレストでは、フロー合成技術とセンシング技術を組み合わせた、インライン計測統合型フロー連続合成法により、化合物合成から精製まで一気通貫した独自システムによる連続的な製造が可能です。非侵襲型インラインセンシング技術によって支えられる精密な反応制御により、プロセス上の課題の解決、副反応の抑制、高収率化、高純度化を達成します。
フロー化研究受託
バッチ合成における様々な課題の解消をシンクレストの最先端のフロー合成技術/モニタリング技術によって達成します。一般的な、収率改善、純度向上などの課題解決から、バッチでは困難な危険反応、高温/低温反応、スケールアップに課題のある反応まで、何でもご相談ください。
フロー合成のエキスパートが、反応条件設定から、お客様の反応系に最適化されたシステムの構築、送液試験、モニタリングを含む g~kg製造・精製に、一貫して最速で対応します。
- 反応条件検討
- システム構築
- 試運転・
送液試験 - 製造
(g~数十kg) - 精製
製造・検討事例
- 危険反応(KCN等を用いたシアノ化反応、高圧アンモニアガスを用いた反応、HXを用いた臭素化/ヨウ素化反応)
- 還元反応(H2還元)
- ハロゲン化反応(液体Br2を用いた臭素化、Cl2ガスを用いた塩素化)
- 有機金属化合物の合成及び反応(グリニャール試薬の合成及びグリニャール反応への適用)
温度 | 圧力 | 生産量 | 固定化触媒 (金属) |
ガス種 | その他取り扱い実績 のある試薬(例) |
|
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対応実績 | -78 ℃ ~ 260 ℃ |
大気圧 ~ 15 Mpa |
10 mg ~ 200 kg |
Pd, Ru, Rh, Zn, Cu, Mg |
(F2), Cl2, H2, NH3, Me2NH, (HF), HCl |
nBuLi, MeSH, N2H4, Br2, BBr3 |
-
切り替えバルブを用いた自動洗浄・多品種自動製造
-
臭素化反応に用いる液体Br2
ハロゲン化受託研究
長年培ってきたハロゲン化技術を活用し、
ハロゲン関連の課題の解決に貢献します。
シンクレストのハロゲン化技術の特徴
シンクレストでは、大塚化学が60年以上に渡り培ってきた、工業スケールでのハロゲン関連技術を継承しています。培われたハロゲン化技術・取り扱いノウハウを最大限に活用し、独創的な有機合成技術・精製手法の開発も行っています。また、汎用的なハロゲン化剤(Cl2ガス、液体Br2、HClガス、HBr溶液等)の扱いのみならず、共同研究を通じて、様々な新規ハロゲン化の開発にも取り組んでおり、特にカルボニル基のβ位フッ素化を得意としています。
製造事例
ハロゲンを含む中分子合成用原料・低分子化合物

ハロゲン中間体を経由する中分子合成用原料・低分子化合物

サービス
ハロゲン取り扱いのエキスパートがハロゲン化反応のルート短縮から、危険試薬の取り扱い、更にフロー合成との組み合わせも検討することで、お客様のご要望に最適化された反応系を構築し、一貫して最速で対応します。
- 反応ルート検討
- 反応系構築
- 小スケール
試験・試作 - 製造
(g~数十kg)
-
塩素を用いた塩素化反応
-
自社装置開発による安全の確保