シンクレスト株式会社

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沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター内に研究所を開所~連続フロー法を活用した新規医薬品前駆体・天然物誘導体合成法開発の深化~

 大塚化学株式会社と横河電機株式会社の合弁会社で、中分子医薬品CRDMO(Contract Research, Development and Manufacturing Organization、医薬品受託研究開発製造)事業を展開するシンクレスト株式会社は、沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター内に沖縄研究所を開所いたしました。沖縄研究所では、沖縄県の多様な生態系によってもたらされる独自の天然物を医薬シーズとし、誘導化された含フッ素医薬品の合成検討や、特殊フッ素化アミノ酸・特殊フッ素化アミダイトに代表される中分子医薬品向け特殊原料の新規合成手法含む、コスト低減、高品質かつ安定供給のため研究開発を行ってまいります。

 シンクレストでは、化合物の合成から精製までを一気通貫で実施可能な独自の連続フロー合成技術と、被測定物に対する非破壊的高精度計測がリアルタイムで可能なセンシング技術を融合した、インライン計測統合型連続フロー合成法を確立しています。さらに琉球大学との共同研究を通じ、天然物由来化合物の選択的フッ素化、様々な新規フッ素関連化合物の創出を実現しました。シンクレストが有する世界最先端のインライン計測統合型連続フロー合成法と、フッ素化、天然物誘導体を組み合わせ、探索研究・創薬研究の幅広い要求に、新しい価値・モノを提供してまいります。

 沖縄研究所の開所により、沖縄県に研究開発体制が構築され、沖縄県内の企業との連携や、沖縄県独自の天然物からなる医薬品シーズのフッ素化合成研究等をさらに活発化させてまいります。また、シンクレスト湘南研究所(神奈川県藤沢市)、鳴門工場(徳島県鳴門市)と連携し、基礎研究から商用生産に至るプロセス全般において、お客様に満足いただけるバリューを提供してまいります。

沖縄研究所の概要

所 在 地 沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター
沖縄県うるま市州崎12-75(中城湾港新港地区)
主な業務内容 中分子医薬品原料の合成法に関する研究開発

※沖縄県が企業や事業化等の幅広い支援を行い、バイオ関連産業のさらなる発展を図るため、
2003年に設置(https://www.ohbic.jp

本件に関する問合せ

シンクレスト株式会社 sct.info@syncrest.co.jp

会社概要

シンクレスト株式会社(SynCrest Inc.)

設立 2023年3月
資本金 9,800 万円
代表者 代表取締役社長 徐 鵬宇(XU PENGYU)
本社所在地 神奈川県藤沢市村岡東二丁目26 番地の1
(湘南ヘルスイノベーションパーク内)
従業員数 29 名(2023年12月25日現在)
事業内容 フロー合成を基盤とした中分子医薬関連化合物の受託研究開発製造
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